種のまきかた
地温が上がる5月上旬〜8月上旬くらいまでに種をまきます。
土地によっては、時期が前後する場合があります。
苗を育ててから他の土地に定植する場合も同じです。
ご家庭のプランター等で育てられる時は、8〜10号の大きさの鉢があると
しっかりと成長してくれます。

種まきの前に種を2時間程水につけて、
種全体を白いゼリー状のものが覆うまで、
しっかりと水分を含ませて下さい。
鉢に土を入れて種を入れる部分をほんの少し凹ませ、
土がしっかり湿るようジョウロで水をあげます。
種を1個づつスプーンですくって、3粒程を凹みに置きます。
このときに、土はかぶせないで下さい。

芽が出るまでは、表面が乾いてきたら
たっぷりと水をあげて下さい。
毎日水をあげることが難しい人は、
ラップをかぶせてあげると大丈夫です。
このときは、日陰でも大丈夫です。
おおよそ数日で発芽しますので、
発芽したらラップなどを外して、
芽が3センチ位になったら太陽の光をあてて下さい。
芽がでてきたら

土が乾いたら水をあげて下さい。
他の植物と同じで、炎天下で直接葉に
水をかけてしまうと葉が痛みますので、
朝か夕方の涼しい時に、根本に向けて
水をあげていただくと良いです。
最初は小さく丸い双葉がでできますが、
その後に少し大きい本葉がでます。
水のあげ方はずっと変わりません。

成長を続けていくと真ん中に花芽がでてきます。
最初の中央の花芽は切って下さい(摘心作業)
そうすることで、葉が横に成長し、より一層
多くの葉と花が実ります。
その後は50〜70cmくらいに育っていき、
花穂には薄紫色の小さい花が咲きます。
ホーリーバジル全体を両手で下からスッと撫でであげると、
とても幸せな香りに包まれます。
成長はゆっくりですので、たくさん可愛がって頂ければ嬉しいです。